情報デザインコース・永原康史教授の退職展が、八王子キャンパス アートテークギャラリーで6月10日から開催されます。
会期:2022年6月10日(金)~6月25日(土)10:00‒17:00(日曜休館) 会場:多摩美術大学 八王子キャンパス アートテークギャラリー1F 交通:JR横浜線、京王相模原線「橋本」からバス8分/JR中央線「八王子」、京王線「京王八王子」からバス20分 協力:株式会社クレア、株式会社たけびし、情報デザインコース研究室 展示設計:小野田裕士
今年度をもって、多摩美術大学情報デザイン学科を退職することになりました。例にもれず退職展をと考えたのですが、展示は本分ではありません。そこでまず、長く続けてきたメディアデザインを自分自身の仕事から俯瞰できるような本をつくり、それを展示に展開することにしました。1990年代のマルチメディア、アルゴリズミック・タイポグラフィ、そして、メディアアートと伴走した20世紀末から21世紀初頭の仕事を一同に並べてみようと思います。本阿弥光悦「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」巻子鑑賞のための装置やマルセル・デュシャン「遺作」3Dレプリカも再制作しています。書籍『よむかたち デジタルとフィジカルをつなぐメディアデザインの実践』は誠文堂新光社から6月刊行予定です。会場でご覧いただけるよう準備していますので、そちらもお楽しみください。
永原康史
誠文堂新光社|2022年6月刊行|4,180円(税込)|ISBN 978-4-416-52262-2
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